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太鼓の響きに祈りを込めて──「吉弘楽(よしひろがく)」
国東市武蔵町の「楽庭八幡社」に伝わる吉弘楽は、南北朝時代、領主・吉弘正賢公が戦の勝利や五穀豊穣を願って始めたとされる、由緒ある「太鼓踊り」です。虫害除けや豊作を祈るこの伝統芸能は、念仏踊りの流れを汲み、今では国の重要無形民俗文化財、そしてユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
毎年7月の第4日曜日、古式ゆかしい兜や腰蓑をまとった49人の楽人が、太鼓・笛・鉦を打ち鳴らしながら、力強く、そしてどこか神聖な雰囲気の中で舞い踊ります。その壮麗な音と動きが、約1時間にわたって境内を包み込みます。
時代を超えて受け継がれてきた祈りのかたち──
太鼓の一打に込められた願いを、ぜひその目で、耳で、感じてみてください。
【開催日時】
7月27日(日)10時と14時の2回行われます
【場所】
楽庭八幡社(国東市武蔵町吉広)
【お問い合わせ】
国東市教育委員会 文化財課
TEL 0978-72-2677
email: bunkazai@city.kunisaki.lg.jp
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